独身でいることは「売れ残り」なのか?

日本人男性の平均寿命が80歳というニュースを見て、ああ人生の半分が既に終わっているんだと嫌でも自覚させられる今日この頃です。今夜も女子に負けない女子力でご飯を作り、ビールと一緒に頂いていますが、私のような人間はいわゆる「売れ残り」なのでしょうか?
もちろん友人の殆どは独身ではありませんし、最近では同年代の知人の結婚式に出席することも殆どなくなりました。何故私が今まで独身だったのかを考えてみると、まあ男性ばかりの職場なこともありますが、あまり結婚しようという努力をしなかったからだと思います。モテる人とか、お金がある人は何もしなくても女性が寄ってくるのでしょうが、何もない非モテは婚活なるものをしないといけません。
そんな中で、何度か彼女ができ、そのたびに数年の間に破局を迎え続けていたのです。世間はこんな男、あるいは女性を売れ残りと呼びますが、単に売らなかっただけ、売る努力をしなかっただけなのです。
男の幸せはマイホームと愛する家族だなんて言っていた時代がありましたが、私にとっては結婚して子供を育てることはあまりにも負担が大きいこと。薄給激務の仕事に無理やりしがみついて休みなく働き、やっと奥さんと子供を養っている男性をよく見かけます。当然知り合いにもそのような人が何人もいますが、どう考えても彼らが幸せなように見えないのです。これは結婚できないことでひねくれたのではなく、昔からこのような考え方でした。
私が大学を卒業して就職した頃はバブルがはじけて数年。就職するのが最も厳しかった時代です。とにかく仕事が無い、自分の食い扶持を必死で工面しなければならない状況でした。結婚願望に乏しかったのは余裕が無さ過ぎたからなのかもしれません。少し経済的な余裕が出てきたものの、結局考えは変わらず今に至った感じです。
でも、結婚をしないという選択はやはり間違いではないように思うのです。好きなこともできるし、自由がある。将来の孤独死に繋がるという意見もありますが、健康をしっかりと維持できていますし、もしもの時の通報システムも完備しています。
何を言っても独身中年の強がりにしか聞こえないでしょうが、無理をして結婚した人たちよりもずっと幸せに生きていると思います。もちろん幸せな結婚、豊かな生活がベストですが、それを掴めないのですから、現状がちょうどよい落としどころではないでしょうか。独身でいることは、決して売れ残りではありません。安売りをしなかっただけです。40代独身男性の同士たちよ、共に幸あれ!