結婚をスキップして子どもが欲しい

40を過ぎて、収入もそれなりにあり、一人の生活にも慣れてきました。逆にこれから結婚となると、お互いの家同志、親戚付き合いなど、煩わしいことが増えるのだろうと考えると、もう結婚はしなくていいかと思ってしまいます。実際、同僚の夫婦仲は比較的よいと思っていた夫婦がいて、その同僚と一緒に飲みに行きました。彼は子供が生まれてゴルフはやめ、休日は家族のために一生懸命努力していたようです。休みがあれば遊園地に家族を連れて行ったり、学校行事にもすべて参加、運動会には朝5時に起きて場所取りに並び、子供の誕生日には必ず旅行に出かけるような理想的な家庭だと思っていました。しかし、実際には子供は成長していくもの、思春期に入れば特に女子は父親は邪魔な存在とでも言わんばかりの冷たい態度、洗濯物は一緒に洗うことを禁じられ何かと女の子には父親は煙たがられるようです。逆に男の子は男同士での話や付き合いなども理解があり、仲良くしているようです。奥さんは専業主婦で子育てもひと段落して、ホットヨガだの、アロマの勉強だの、フラダンスだの、好きなことをして楽しんでいるようです。彼が言うには、自分の家族は自分の犠牲の上にスムーズに流れている。そして、自分はやりたいことをやめて家族のために働き、そして忘れ去られていくと嘆いていました。お酒も入っているからかもしれませんが、やはり、家族を支えていくことは少なからず困難が待ち受けており、ある程度の犠牲が必要なのだと思い知らされました。そんな話を聞いていると、確かに子供の成長は生きていく活力になる、出来れば結婚はスキップして子どもが欲しいと少し思ってしまいました。もし結婚したとしても妻はしょせん他人、血のつながりもなければ恋愛感情もいつかは冷めてしまう。一方で子供は自分の分身です。血のつながりもあれば、その成長をみていく困難と楽しみが同居していて、一人で生きてゆき年老いて孤独な老人となるより、よっぽど人生の彩を与えてくれるのではと感じてしまいました。ただし、結婚はできればスキップしたい、いくらきれいで優しい女性でも時間がたてば、子供を産んでしまうと一気に見た目も性格も変わってしまうこともよく聞いてきましたから。幸い、時代は変化しています。かつてはシングルマザーなんて言うと白い目で見られた時代も社会も多様性が認められるつあり、様々な生き方に理解を示してくれるようになってきました。そんな社会で未婚の父親がいてもいいじゃないか、なんて想像してしまいます。